紅茶の茶葉の量は、熱湯200mlに対して2~3g(ティースプーン1杯)です。
紅茶を淹れる際に茶葉の量が非常に重要な理由は、最適な量を使うことで理想的な味わいを引き出し、心地よい飲みごたえを得ることができるからです。
この記事では、紅茶を美味しく淹れるために知っておきたい茶葉の量や測り方についてご紹介します。
理想的な茶葉の分量とは?
冒頭でもふれたように、理想的な茶葉の分量とは熱湯200mlに対して2~3g(ティースプーン1杯)です。
ただし、紅茶の飲み方によって熱湯に対する茶葉の最適な分量は異なります。
ほとんどの紅茶商品には、淹れ方や分量の目安が記載されているので、まずはその分量を参考にしましょう。
商品に記載がない場合は、以下を目安にしてください。
ストレートティー
茶葉:2~3g(ティースプーン1杯)
湯量:200cc
細かい茶葉を使用する場合は2.5~3g、大きめの茶葉を使用する場合は3gが適量です。
抽出時間は、細かい茶葉は2分半~3分、大きめの茶葉は3分以上を目安にしましょう。
ミルクティー
茶葉:6~8g(ティースプーン山盛り1.5~2杯)
湯量:150cc
牛乳を入れるため、ストレートティーよりも茶葉を多めに、抽出時間を長めにして濃い目に抽出するのがポイントです。
濃い目に抽出することで、紅茶の風味とコクを楽しめます。
アイスティー
茶葉:2~3g(ティースプーン1杯)
湯量:100cc
氷が溶けて味や風味が薄まるため、上記のように濃い目に抽出する必要があります。
抽出する紅茶の濃さは、ストレートティーの2倍になります。
茶葉の計り方
茶葉の計り方には、下記のように3つに方法があります。
・ティースプーンを使用する
・ティーメジャーを使用する
・デジタルはかりを使用する
ティースプーンを使用する
ティースプーンとは、長さが13~14㎝ぐらいの小さなスプーンのことです。
「これがティースプーン」といいう規格はありませんが、紅茶の茶葉を2~3gすくえる程度のサイズです。
ティースプーンと近いものにコーヒースプーンがありますが、これはティースプーンよりもサイズが小さく、すくえる茶葉の量も少ないので注意しましょう。
ティーメジャーを使用する
ティーメジャーとは、紅茶の茶葉を3~4g(2杯分)すくえるスプーンだと言われています。
ティーメジャーの定義も様々で明確な判断基準はありませんが、一般的なスプーンと比べると丸く大きな形をしているのが特徴です。紅茶好きな方は一つ持っておくと便利ですよ。
デジタルはかりを使用する
茶葉を毎回きっちり測りたいという方は、デジタルはかりがおすすめです。
デジタルはかりは、0.1gまで測れる精度の高いものを選びましょう。
デジタルはかりで茶葉の量を測る際は、ティーポットをはかりに置き、使用したい量の茶葉をティーポットに入れるとスムーズです。
湯量の量り方
湯量を量る方法は、下記の2つです。
・目分量で量る
・デジタルはかりで量る
茶葉の分量を正確に計ることが大切ですが、湯量もブレないように注意しましょう。
目分量で量る
1.ティーポットもしくはティーカップに、使用する湯量を入れた際の目安(水位)を確認する
2.紅茶を淹れる際にその目安までお湯を注ぐ
火にかけると蒸発するので、お湯は余分に作っておきましょう。
デジタル秤で量る
1.ティーポットもしくはティーカップに茶葉を入れる
2.デジタル秤にティーポットをのせ、目盛りをゼロにする
3.使用する湯量まで湯を注ぐ
最初は勢いよく注ぎ、最後はゆっくりと注いで湯量を調節するのがポイントです。
まとめ
今回は、紅茶を美味しく淹れるために知っておきたい茶葉の量や測り方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ぜひ、自宅でもティーサロンのような美味しい紅茶を楽しんでくださいね。
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