パンケーキとホットケーキの違いとは、甘さと生地の膨らみの違いにあります。
パンケーキとホットケーキの違いについて、あまり良く分からない・・・という方も多いのではないでしょうか。
どちらも、紅茶との相性が抜群のスイーツメニューです。
自宅で気軽に作ることができ、おしゃれなカフェなどでも、近年大人気ですよね。
今回はパンケーキとホットケーキの違いについて詳しくお伝えします。それぞれに合う紅茶もご紹介しますのでぜひ最後までご覧くださいね。
パンケーキとホットケーキの歴史とは?
パンケーキとホットケーキの歴史とは、パンケーキは古代から食べられている世界的な食べ物で、ホットケーキは明治時代に外国の文化が日本へ伝わって発展した日本独自の食べ物であるという違いがあります。
パンケーキというと、アメリカやハワイなど海外の文化、ホットケーキはレトロな喫茶店などのノスタルジックな日本文化のイメージがありませんか? この違いは、パンケーキとホットケーキそれぞれの、日本での広まり方や広まった時期が違うことからきていると考えられます。
明治時代に、外国の文化を取り入れつつ日本風にアレンジされていったのがホットケーキです。
それに対し、世界では古くから存在していたパンケーキですが、2010年頃に日本で大ブームが巻き起こりました。オーストラリアやハワイ、ニューヨークといった海外のカフェレストランが日本で次々にオープンし、そこで提供される本場のパンケーキが見た目にも美しく、まるで海外リゾートにいるかのような気分になれると大人気となったのです。
パンケーキの特徴とは?
パンケーキの特徴とは、
・甘さが控えめ
・薄い生地
で作られているという認識が、一般的となっています。
甘さが控えめの薄い生地を重ね、そこにふわふわの生クリームやフルーツを載せて、トッピングを楽しむ食べ物として親しまれていますよね。また、スイーツとしてだけではなく、サラダやハムを合わせるなど、食事系としても味わうことができます。
パンケーキとは、オーブンで焼くケーキに対して、英語の「pan」、つまり平たい片手鍋「パン(鍋)」で焼いて作るケーキのことを指します。
小麦粉、卵やバター、牛乳、水、砂糖などを混ぜて鍋で焼いたものを総称して「パンケーキ」と呼ぶので、ホットケーキはパンケーキの一種なのです。
パンケーキの始まりは正確にはわからないそうですが、古代ギリシャでは、小麦粉と水を混ぜたものを焼いていたと言われています。文献で初めて確認できるのは16世紀で、18世紀では多くの料理書で扱われるようになったそうです。
19世紀終わり頃になると、アメリカでパンケーキ粉が発売され、一般的な食べ物となっていきました。
パンケーキは世界各国で独自に発展して、様々に変化していきました。例えばフランスのクレープもそうです。ホットケーキもその一つというわけです。
ホットケーキの特徴とは?
ホットケーキの特徴とは、
・しっかりとした甘さ
・厚めの生地
で作られているものと広く認識されています。
先ほどもご説明したように、ホットケーキは、パンケーキの一種です。
明治時代に海外から日本に伝わり、大正12年にデパートの食堂で「ハットケーキ」という名前で提供されたことが始まりとされています。「ホットケーキ」は日本独自の呼び方です。
昭和に入ると、ホーム食品より「ホットケーキミックス」が発売され、日本でその呼び名が定着し、人気の食べ物となりました。
現在日本で食べられているホットケーキは生地そのものが甘く、ふんわりと厚めに作られます。あまりトッピングを載せずハチミツやバターなどでシンプルにいただくことが多いです。
食事系としてのしょっぱい味ではないですが、朝食やブランチなどで食べるのが好きな方も多いですよね。
パンケーキとホットケーキに合う紅茶とは?
パンケーキとホットケーキに合う紅茶とは、
・パンケーキ・・・アールグレイ、ルイボスティーなど
・ホットケーキ・・・ダージリン、アッサムなど
です。それぞれの特徴と、トッピングやアレンジに合わせて紅茶のフレーバーをセレクトすると良いです。以下で詳しくご説明します。
パンケーキにおすすめの紅茶
「アールグレイ」・・・フルーツやクリームを載せたパンケーキには、ベルガモットの香りが爽やかなアールグレイがぴったり。フルーツの酸味と柑橘系のアールグレイの風味が絶妙に良く合います。また、シナモンを振りかけたパンケーキは、アールグレイを合わせるとそれぞれの風味と美味しさが引き立ちます。
「ルイボスティー」・・・サラダやハムなどを載せた食事系のパンケーキや、ヘルシーな全粒粉パンケーキなど、甘さが控えめのものにはノンカフェインのルイボスティーを。塩味による喉が渇いた感覚に、飲み心地の軽やかなルイボスティーを飲むととても美味しいですよ。
ホットケーキにおすすめの紅茶
「ダージリン」・・・「紅茶のシャンパン」と呼ばれるダージリンは、フルーティーで繊細な味わいが特徴で、しっかりした甘さのある生地にバターを効かせたシンプルなホットケーキと良く合います。
「アッサム」・・・濃厚な味わいと芳醇な香りが特徴のアッサムティー。ハチミツやメープルシロップ、またはチョコレートなど、甘く仕上げたホットケーキに合わせると、ホットケーキの甘さがまろやかに感じられ、コクが引き立ちますよ。アッサムはミルクティーにするのもおすすめです。
まとめ
「パンケーキ」と「ホットケーキ」の違いについてお伝えしました。
日本での広まり方で、違う食べ物であるというイメージが定着していますが、もともとホットケーキはパンケーキの一つだったのですね。現在は甘さと生地の膨らみによる違いが二つの違いとして広く認識されています。
どちらも、紅茶にはとてもよく合う食べ物です。
紅茶の心地よい香りは、小麦粉やお砂糖の甘み、バターや卵のコクととてもマッチし、どちらの味わいも深まります。
ぜひ、お店や自宅でトッピングを楽しみながら、ご紹介した紅茶とのペアリングを楽しんでみてくださいね。
紅茶専門店のMLESNA TEA(ムレスナティー)では、パンケーキとホットケーキに合う高品質な紅茶を多く取り揃えています。
めずらしいフレーバーティーもありますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
#紅茶 #ムレスナティー #パンケーキホットケーキ違い #パンケーキホットケーキ紅茶 #おうちカフェ